【第1章】協働ビジョンとゆりラボにおける推進体制
ゆりラボ BASEショップ
久万高原町の中心部(愛媛県上浮穴郡久万高原町久万349-1)に拠点を構える一般社団法人ゆりラボ(代表理事:板垣義男氏)は、久万高原町役場(まちづくり戦略課 )より空き家バンク運営・移住定住促進業務の外部委託を受託する、町の地方創生における極めて重要な中核組織です。
ゆりラボが立ち上げた公式オンラインストア「久万高原のモノとコト 」は、2023年11月以降更新が停止した休眠状態にあります。本連携協定では、この未稼働デジタル資産を全面再構築。写真撮影、英語・フランス語を含む多言語商品解説、定期便パッケージングを施し、都市部消費者およびインバウンド顧客へ向けた高付加価値ECとして復活させます。
補完的役割分担(ジョブディスクリプション)
クロード(Kurodo)
常勤 • 地域プロジェクトマネージャー(地域PM)事業構想・デジタル戦略・国際発信・財政設計:
- BASE公式オンラインショップのUI/UX改善、商品撮影、および受注ロジスティクスのデジタル化。
- 地元生産者向け「デジタル支援キット」(GoogleビジネスプロフィールMEO、SNS発信、商品ストーリー化)の導入支援。
- 総務省・愛媛県・久万高原町の補助金制度管理および地域経済効果KPIの策定・検証。
- 四国遍路道(44番大寶寺・45番岩屋寺)と連動したエコツーリズム・インバウンド体験型コンテンツの開発。
ハマミサ(Misako)
非常勤・連携員 • 地域資源コーディネーター(協力隊等)集落生産者連携・品質管理・地域行事参画:
- 下畑野川・川瀬・直瀬など山間集落の農林産品生産者との対面信頼関係構築および仕入れ開拓。
- 特産品の検品・梱包・発送業務およびギフトセット・季節便の構成管理。
- 久万高原町の伝統文化・地域行事(林業まつり、商店街ブックマルシェ、移住者交流会等)の運営参画と地域融和の促進。
- 役場福祉窓口・生活支援機関との連絡調整および相談対応。
【第2章】現場実践と地域資源(下畑野川マタギ工房と特産品)
下畑野川物件案内
重点モデル事例:下畑野川「マタギの郷 かわせ」&「オートキャンプ場 KAWASE」
おおかみの谷の宿から至近の下畑野川甲14-4に位置する「マタギの郷 かわせ」(代表:石丸氏、TEL: 090-7788-2605)は、熟練の狩猟・解体技術による極上ジビエ食肉加工(久万高原ジビエ・媛ジャーキー)と、2026年7月にオープンした清流沿いのアウトドア拠点「オートキャンプ場 KAWASE」を兼ね備えた、地域資源統合型モデルの旗手です。
連携の決定的実証:Googleビジネス顧客投稿と公式チラシ記載のEC連携
工房のGoogleビジネスプロフィール(Googleマップ)には、顧客が実際に購入した冬場の脂ののった猪肉スライスと冷凍真空パックが公式チラシとともに投稿されており、その圧倒的な肉質と鮮度が高く評価されています。
注目すべき事実: 石丸氏が発行する公式チラシの最下部には、既に以下の通り明確に印字されています:
「久万高原の通販サイトでも販売中! 久万高原町産直 やまのめぐみと そらのだいち (kumakogensan.theshop.jp )」
。
すなわち、「マタギの郷 かわせ」は、ゆりラボが立ち上げたBASE店舗における**正真正銘の主要提携生産者**であり、両者の連携基盤は既に実証されています。
冬場の上質猪肉&公式チラシ
購入客が投稿した実物写真。公式チラシ右下にゆりラボ運営ECサイト「kumakogensan.theshop.jp」のQRコードが明記されています。
オートキャンプ場 KAWASE
清流の川遊びが直結した山間のプライベートキャンプ場。獣名を冠した4区画([イノシシ]、[シカ]、[ハクビシン]、[アナグマ])、炊事場・温水シャワー完備。
@campkawase
釜ごはんとジビエの炙り・猪牙
大羽釜で炊き上げる「森のキャンプごはん体験」、炭火ジビエ炙り、および魔除けの伝統工芸「猪の牙ホルダー(キーホルダー)」の制作販売。
メディア取材&名物「猪肉カレー」
テレビ愛媛『大自然で獲れるジビエ』特集放映。道の駅みかわ食堂での猪肉カレー(500円)提供や、久万高原秋の収穫祭BBQでの絶大な人気。
生産現場が直面する課題
- BASE公式ショップが休眠中のため、県外ファンへの継続的なネット直販機会が損失。
- 「オートキャンプ場 KAWASE」の予約受付がインスタグラムDMと電話に限定されており、インバウンドや遍路客のWeb予約動線が未整備。
- 食肉加工・キャンプ場・近隣シェルター(おおかみの谷の宿)の三位一体となった周遊パッケージの不足。
ゆりラボ連携による解決策
- BASE店舗のリニューアルと連動した「媛ジャーキー&BBQ精肉セット」の全国受注再開。
- オートキャンプ場KAWASEの多言語Web案内ページの設置とMEO最適化。
- 「清流キャンプ・避難所ステイ × 羽釜ジビエ体験 × クロモジ茶」を組み合わせた高付加価値体験コンテンツの共同販売。
久万高原町が誇る4大重点資源
1. 自生クロモジ(黒文字)
四国山地の清冽な気候に育まれたクスノキ科の芳香落葉低木。リナロールを豊富に含む高貴な香気と抗菌性。和ハーブティー、芳香蒸留水、入浴剤、アロマスプレーとして商品化。
2. 久万高原りんご
四国カルスト山麓の標高600〜800mに広がる果樹園。昼夜の寒暖差が生む濃厚な甘みとみずみずしさ。クラフトシードル(リンゴ酒)、無添加乾燥チップス、コンポート等への加工展開。
3. 久万杉・伝統木工
愛媛の林業の心臓部として名高い銘木「久万杉」。緻密な木目と芳醇な芳香を活かしたカッティングボード、ウッドアロマディフューザー、宿泊施設向け無垢家具のブランド化。
4. 巡礼エコツーリズム
四国遍路屈指の山岳難所(八丁坂・大寶寺〜岩屋寺)。避難所兼ゲストハウスとしての機能と連動し、自然観察ハイク、森林浴リトリート、マタギ文化体験ツアーを提案。
【第3章】経済モデル・総務省財政措置および世帯収支計画
総務省公表資料
1. 国の地方財政措置(総務省自治行政局地域振興室)
総務省は過疎山村地域の再生に向け、特別交付税措置(国費100%補填、自治体実質負担ゼロ)による強力な人材招聘スキームを講じています:
地域プロジェクトマネージャー(地域PM)
財政措置上限:年間650万円/人。民間企業の専門的知識・プロジェクト管理力・デジタル変革力を有する人材を外部招聘し、自治体主導の重要施策を牽引させる特別制度。
総務省 公式制度要綱地域おこし協力隊制度
財政措置上限:年間550万円/人。報酬(上限約300万円)および活動経費(上限250万円:公用車両・燃料費・事務機器・研修受講料・広報活動費)を国が全額手当て。
総務省 協力隊要綱2. ゆりラボの自立型ハイブリッド収益構造
行政補助金への依存から脱却し、中長期的な組織存続を実現するため、以下の3段階収益モデルを確立します:
- 第1層(基盤報酬): 総務省特別交付税により100%裏付けされた委託給与。
- 第2層(EC成果報酬 15%〜20%): BASE店舗の売上伸長に伴う販売マージンをゆりラボの運営プール資金として蓄積。
- 第3層(経費現物補填): 業務車両、巡回ガソリン代、IT機材費を活動経費枠(年間最大250万円)から直接精算。
3. 世帯財務健全性シミュレーション(欧州ローン完全償還と生活余力)
ベルギーにおける残余住宅ローン(月額1,300ユーロ=約21万円)を確実に返済しつつ、久万高原町で極めて安定した生活基盤を維持できる根拠は以下の通りです:
| 収支費目 | 月額想定(円/ユーロ換算) | 根拠および安全性の担保 |
|---|---|---|
| クロード報酬(地域PM/ゆりラボ専従) | + 350,000 円(約2,200 €) | 総務省地域PM財政措置(年額650万円枠)に基づく手取り給与。 |
| ハマミサ報酬(特産品連携員/協力隊) | + 180,000 円(約1,125 €) | 週数日の産地コーディネートおよび集落支援業務委託料。 |
| 日本の公的年金受給額(ハマミサ / 国民年金) | + 60,000 円(約370 €) | 日本年金機構からの確実な継続支給(満額受給権)、国内銀行口座への定期入金。 |
| 世帯月間純収入合計 | + 590,000 円(約3,690 €) | 公的・制度的根拠に裏付けられた盤石な現金流入。 |
| ベルギー住宅ローン返済金 | - 210,000 円(約1,300 €) | 給与振込時点で全額自動送金・返済完了。資産価値の着実な形成。 |
| 久万高原町での生活費(下畑野川) | - 140,000 円(約875 €) | 持分100%自己所有物件のため家賃ゼロ。薪・太陽光暖房、家庭菜園。 |
| 月間生活余力(純貯蓄可能額) | + 240,000 円/月(約1,500 €) | 年間約288万円の余剰資金を生み出し、シェルター修繕・投資に充当。 |
【第4章】在留資格「日本人の配偶者等」と松山入管申請スキーム
出入国在留管理庁
1. 「日本人の配偶者等」ビザの制度的優位性
出入国管理及び難民認定法に基づき、クロードは就労ビザ(技術・人文知識・国際業務等)ではなく、日本人配偶者(ハマミサ)の身分に基づく在留資格「日本人の配偶者等」を取得します:
就労活動の完全自由(業種・時間・形態不問)
一般法人の専従職員、個人事業主としてのITコンサルティング、EC運営、農業、および非営利法人の無報酬役員を資格外活動許可なしに同時兼業可能。
永住許可要件の大幅緩和(最短1年で申請可)
婚姻期間が3年以上経過しているため、日本国内に継続して1年以上在留した時点で「永住権(永住許可)」の申請要件を満たします(通常は10年の在留が必要)。
2. 松山出入国在留管理局へ提出する資産・生計維持能力の疎明資料
在留資格認定証明書(COE)交付申請において、生計の安定性を完全に証明する書類一式を完備しています:
- 国内無借金不動産の完全所有: 久万高原町下畑野川甲2034の宅地・山林・建物を夫妻持分50%ずつ共有・自己資金で登記完了(資金計画書参照 )。
- 欧州納税実績および資金証明: ベルギー連邦財務省(SPF Finances)発行の公的納税証明書および預金残高証明書。
- 一般社団法人ゆりラボとの内定協定書: 着任後の固定給与および業務内容を明記した採用内定承諾書。
- 身元保証人体制: 久万高原町民として住民基本台帳に登録済みの日本人配偶者(ハマミサ)による身元保証書。
【第5章】2026-2027年度 実行ロードマップ(4段階フェーズ)
季節連動・着実な移行管理
行政年度、農産物の収穫期、および入管手続きの所要期間を精緻に組み合わせた、確実な4段階ロードマップです:
現地調査・関係性構築・初期診断(短期滞在期)
- 2026年10月24日: 松山空港着、下畑野川へ入居。役場にてハマミサの住民票登録・マイナンバーカード・国保手続きを完了。
- 2026年11月: ゆりラボ(久万349-1)初訪問、板垣代表理事・田中氏との初面談・視察実施。
- 地域行事参画: 林業まつり・商店街ブックマルシェ・移住者交流会への積極参加。
- 現場踏査: 休止中BASE店舗のシステム診断、および下畑野川「マタギの郷 かわせ」(石丸氏)の工房見学。
町役場協議・連携協定締結・配偶者ビザCOE申請
- 久万高原町役場(まちづくり戦略課)への事業提案および地域PM採用協議。
- 町役場 × ゆりラボ × おおかみの谷の宿の3者包括連携覚書の締結。
- ハマミサが松山出入国在留管理局へクロードの「在留資格認定証明書(COE)」を正式申請。
- 総務省への地域プロジェクトマネージャー予算要望枠の策定・内申。
欧州事業引継ぎ・在外公館ビザ発給・引越し準備
- クロードがベルギーでのコンサルタント業務を整然と完了・引継ぎ。
- 松山入管よりCOE交付、在ベルギー日本国大使館(ブリュッセル)にて配偶者ビザ査証取得。
- 生活家財・業務ツールの国際輸送手配および本移住体制の完了。
正式着任・BASE店舗グランドリニューアル・町内展開
- 配偶者ビザにて日本国へ入国・外国人住民登録およびマイナンバーカード取得。
- ゆりラボ地域プロジェクトマネージャーとして正式着任、ハマミサも特産品連携員に着任。
- BASE店舗グランドオープン: 秋の収穫祭に合わせた特選コレクション(ひめジビエ、クロモジ茶、新蜜、高原リンゴ)の全国受注開始。
- 町内職人向けデジタル支援プログラムの本格始動。
【第6章】BASE店舗リニューアル構想&職人デジタル支援キット
現行BASE店舗を確認
1. BASE店舗「久万高原のモノとコト」リニューアル方針
既存の kumakogensan.theshop.jp を単なる物販サイトから、**「生産者の哲学と山里の暮らしを届けるストーリー型メディアEC」**へと刷新します:
原産地・生産者ストーリーの透明性
生産者の顔写真、畑や工房の標高・GPS位置、採取時期、持続可能な製造手法を各商品ページに明記。日本語・英語・フランス語の3言語で発信。
四季のプレミアム定期便構想
春(山菜・クロモジ新芽)、夏(高原野菜・蜂蜜)、秋(ジビエ・リンゴ)、冬(熟成肉・木工品)を詰め合わせた定期購読「久万高原の四季便」の導入。
2. 地域職人向け「デジタル支援キット」の無償提供
ITに不慣れな高齢・山間部の職人が負担なくデジタル化の恩恵を享受できるよう、以下の伴走支援を行います:
GoogleビジネスMEO登録
地図上に存在しなかった山奥の名店・直売所を正確に地点登録。営業時間・ルート・写真を多言語で最適化。
出張モバイル撮影スタジオ
職人の工房や果樹園へ機材を持ち込み、作業風景や出来立ての商品をプロクオリティで無料撮影・アーカイブ化。
リアル×Web接続プレート
道の駅「天空の郷さんさん」やキャンプ場、遍路宿に設置する久万杉製QRコード案内板の制作。
欧州・インバウンド販路接続
海外メディアや在日外国人コミュニティへの紹介を通じて、通常の通販では届かない高感度層へ直販。
結び:久万高原町の未来をひらく確かな共創
一般社団法人ゆりラボの地域受託機能、総務省の万全な特別交付税措置、おおかみの谷の宿の民間セーフティネット基盤、そしてクロード・ハマミサ夫妻の専門性が結実することで、久万高原町に**「町財政を痛めず、誇りと雇用を生み出す自立循環経済」**が誕生します。